2012年05月05日

いい仲間のいる人生

「人の喜びや幸せをよろこんであげるだけで、徳を積むことになる」という一番簡単な徳積みのことを「隋喜功徳(ずいきくどく)」といいます。仏教の修行の中で、もっとも楽なことでしょう。

自分のまわりの人が「今日はこんな楽しいことがあってね」という話をしていたら、ただひたすら「よかったね」と言ってるだけで、「功徳」を積み重ねることになるわけです。

よい話、明るい話、楽しい話を頻繁にする「いい仲間」がいる人は、「よかったね」と喜び合えることの連続です。それだけでたくさん「功徳」を積んでいるわけですから、こんな素晴らしいことはありません。

そう考えると、いい旅(人生)とは、どこへ行くかではなく、誰と行くかによって決まることがわかります。

「いい仲間」に囲まれていれば、どこへ行っても楽しいし、また、特別にどこへ行かなくても楽しいものです。

どこかへ行くから楽しいのではなく、どんなところでもいい、ということです。

よろこび合える人間関係に囲まれて人生を歩んでいけるなら、何をしてても、台所でタクアンを切っているだけで、充分に幸せを感じられるようになります。

2012年05月04日

自己の人間性を向上させましょう、少しでも人のために尽くしましょう。

「仏教の教えの真髄は?」と尋ねられ、松原泰道師は「上求菩提(じょうぐぼだい)、下化衆生(げけしゅじょう)」と答えられたそうです。

上求菩提は自己の人間性を向上させること。下化衆生は少しでも人のために尽くすことです。

仏教徒でなくても、高齢になっても、そう生きてゆければいいですね。

2012年05月03日

一書の恩徳、萬玉に勝る

意義ある一冊の本から受ける恩徳は、多くの宝玉よりも大きいものです。

また、良師の一言の教訓の貴重さは千金の重さに匹敵します。

自分を取り巻く社会の人に、持って生まれた自分の個性を発揮して世間から歓迎されるような生き方が最高の生き方です。

いかに個性を発揮しても、世間にご迷惑をかけるような生き方はよくありません。

縦横無尽に自由自在に力いっぱい生きるには沢山の本を読むことです。

仕事の本、人生の本、自身を高める本を時間のあるかぎり読み、人生を人間として道を誤らないように粛々と歩むには、聖人、賢者、先哲について学ぶのが最短距離ではないでしょうか。

2012年05月02日

いつまでも、いつまでも、学び続ける

頭(こうべ)白しとて
このことによりてのみ
彼は長老(おさ)たらず
彼の齢(よわい)
よし熟したりとも
これ空しく
老いたる人とのみ
よばれん

2009年に101歳で亡くなられた松原泰道老師がよく口にされた「法句経」の言葉です。

「高齢者になったから尊いのではない。高齢者になってもなお道を求めてやまないところに年を取る意味があるのです」
と師は言われるのです。

百一歳になってからも師は、「私はいま人の助けを借りなければ、一人で寝起きもできません。いまの私は読むこと、書くこと、話すことしかできませんが、生きている人の心に明かりを灯す法を説きたい。そのために生きている間は勉強を続けたい。学び続けたい」
と言われていました。

私たちもこういう気持ちは持っていたいものです。

2012年05月01日

はやいもの勝ち

怒りや憎しみの感情が入り込んだときに、その瞬間に気づかないと、ウイルスのようにどんどん増幅してしまいます。爆発するまで増幅していきます。

「はやいもの勝ち」という法則は、自分の感情に打ち勝つときに使います。

怒り・憎しみ・嫉妬などの悪い感情は、生まれた瞬間に気づくと、増幅しないでそこで消滅します。はやく気づいたほうが勝ちです。

湧き上がってきた感情は、気づいた瞬間に、完了してしまうのです。
瞬間で気づいたら、その瞬間で問題は完了します。後で悪い結果にはなりません。