2012年06月06日

顔の公共性

「顔は自分の顔であって、自分だけの顔ではない。人々から見る顔でもある」と、
京大総長を務めた平澤興氏が言われました。

暗い顔や、しかめっ面をしていると、その顔を見て暮らしている周りの人々の気分はよくありません。

表情は、他者に影響を与える公共的性格を持ったものだということです。

そう受けとめれば、自分の顔を明るくしようという責任が発生します。明るくすることで、まわりが明るくなり、みんなから感謝されます。

その場の年長者の明るい顔は特に大切です。

2012年06月05日

根 気

「世の中は、根気の前に頭を下げることを知っていますか。花火の前には、一瞬の記憶しか与えてくれません」

と、夏目漱石が芥川龍之介に宛てた手紙の一節に書いてあったそうです。

華やかでも花火のような仕事は、後々の記憶には残りません。そうではなく、人々は根気強くやった仕事を賞賛します。

根気とは、多くの人が途中でやめてしまうような状況下でも、飽きずに長くやり続けるという気力です。

何十年も一つのことをコツコツやり続けた人や、そんな仕事を前にすると、理屈なしに頭が下がるものです。

2012年06月04日

社会を変えるのに必要なのは?

社会を変えるのに必要なのは、民主主義的な雰囲気を醸成するためにときおり実施される選挙に行くことよりも、どのような商品・サービスを選択するかという消費活動なのかもしれません。

財布の中の一円玉のほうが、選挙の一票より重いのかもしれません。

消費こそが、選挙活動なのです。

もっと言えば、政治家を操っている企業の賄賂や献金も、われわれ消費者がその企業の製品を買うことで集金されているのですから。


多くの人がこのことをちゃんと認識し、実行すればいいのですが、まだまだ、ほとんどすべての人が、「私」と「私のもの」という幻想から離れることができてないのが悲しいことです。

それでも、宇宙(神)は強制したり罰したり干渉したりしないで見守ってくれています。

2012年06月03日

気づかぬおかげ

私たちが生きていけるのは、まず空気や水や太陽の陽差しがあるからです。
このように自然の恵みのおかげで生きています。

また、この世に生まれたのは、両親のおかげであり、先祖のおかげです。
そんなところから掘り起こして考えていくと、気づかぬおかげの大きさに、感謝の念が高まります。

人は、何かのおかげや、誰かのおかげで生きています。
社会に不満を持っている人も、その社会のおかげで暮らしが成り立っています。

気づかぬものの大きさに気づかされます。

2012年06月02日

時間の使い方

人生は短くもなく、不足もしていません。人には十分な時間が与えられています。
問題は、それをどう使うかということです。

時間の使い方は、その人の責任であり、「人生が短い」と責任転換してはなりません。

「われわれは人生に不足しているのではなく濫費しているのである」
と、セネカ(ローマ時代の政治家・哲学者)も言っております。