2019年04月27日

別れに馴れる

別れに馴れることは容易なことではありません。いつも別れは心が締め付けられます。

今まで歩けた人が歩けなくなる。今まで見えていた目が見えなくなる、今まで聞こえていた耳が聞こえなくなってくる。そして、若い時と違ってそれらの症状は、再び回復するというものではありません。

歳をとるとはそういうことで、誰のせいでも自分だけ特別なことでもありません、

歳をとるとは、そんなものでみんなが経験する自然なことです。

2019年04月26日

不完全、未完はあたりまえ・・・

この世には解決のしようもなく、ただ死ぬまで、その事とつきあっていかねばならないという事があります。

病気も、人間関係も、性格のゆがみも、能力のなさも、すべてその中にあります。

人間の存在そのものが不完全で、未完なのだから、何かを断念して死に至るということは人間の本性によく合っています。それは自然なことです。

2019年04月25日

謙虚に生きて品性を高める

物質的に豊かになったからこそ、恵まれないところを振り返って謙虚に生きる。

「ありがたい」「うれしい」「おいしくいただける」という謙虚な気持ちを持ち続けることが大切です。

品性は、食べ物を贅沢にし、高級なものを身につけたからといって、備わるものではありません。また、高い学歴や社会的地位、肩書によって身につくものでもありません。

謙虚な生き方が、言葉やしぐさや人相としてそのまま表れ、その人の品性を高めます。

私たちは衣食の豊富さに見合った品性の向上に努めなければなりません。

2019年04月24日

人生を完結させようとしないこと

何かしていないと落ち着かない。何もしないで、ぶらぶらと時を過ごしていると、罪悪感のようなものを覚える。前もってスケジュールを決めておかないと気がすまない。スケジュール通り取り運んでいる最中に、予期しない人が来るとか、何か邪魔が入るとイライラする。
どのくらい時間が経ったか、今、何時何分かが気になる。チラチラと視線が時計に行く。いつでも腕時計がはなせないし、腕時計をしていないと不安になる。

無駄な時間を空費してしまうと、そのあと、翌日とかには格別に頑張って、無駄の埋め合わせをしておかないと気がすまない。几帳面で、責任感が強い・・。

いかがでしょう。あなたの周りに、こういうタイプの人はいませんか。

ひょっとしてあなたご自身に、あてはまるところはないでしょうか。
もし該当するなら、どうしたらいいのでしょうか。

それは、人生というものは未完成の作業、仕事、出来事から成り立っているという真実を認識し、それを受容することなのです。

そうなのです。人生とは元来、未完成のもの、未完成のまま閉じるものなのです。
物事、特に時間の迅速さに動揺しないで、平然として、泰然自若さ、のどかさを心に養っていきましょう。

2019年04月23日

山ほどのしあわせ

駅に行くまで五十人の人とすれ違ったとします。
一人目の人がどなったりしなかった。ものすごく幸せだった。これで一つ。

二人目の人がどなったりしなかった。これが二つ目。

三人目の人にもどなられなかった。そうして無事に駅に着くことができた。

このようにして幸せを数えていくと、この世の悩みはゼロになってしまいます。

悩み事をいちいちあげつらう時間があったら、今、幸せだ、と言って幸せを山ほど数えあげてみれば、膨大な数の幸せに囲まれていることに気がつくでしょう。

気がついたら、実は悩み苦しみをあーだ、こーだ言ってる自分の不遜さ、謙虚でない、ということもわかってきます。

「ああ、幸せ」と思ってしまえばいいのです。それを口に出して言ってしまうと、とても幸せだということに気づくでしょう。