2012年11月12日

謙虚に生きて品性を高める

物質的に豊かになったからこそ、恵まれないところを振り返って謙虚に生きる。
「ありがたい」「うれしい」「おいしくいただける」という謙虚な気持ちを持ち続けることが大切です。

品性は、食べ物を贅沢にし、高級なものを身につけたからといって、備わるものではありません。また、高い学歴や社会的地位、肩書によって身につくものでもありません。

謙虚な生き方が、言葉やしぐさや人相としてそのまま表れ、その人の品性を高めます。
私たちは衣食の豊富さに見合った品性の向上に努めなければなりません。

2012年11月11日

人生を完結させようとしない

何かしていないと落ち着かない。何もしないで、ぶらぶらと時を過ごしていると、罪悪感のようなものを覚える。前もってスケジュールを決めておかないと気がすまない。スケジュール通り取り運んでいる最中に、予期しない人が来るとか、何か邪魔が入るとイライラする。
どのくらい時間が経ったか、今、何時何分かが気になる。チラチラと視線が時計に行く。いつでも腕時計がはなせないし、腕時計をしていないと不安になる。

無駄な時間を空費してしまうと、そのあと、翌日とかには格別に頑張って、無駄の埋め合わせをしておかないと気がすまない。几帳面で、責任感が強い・・。

いかがでしょう。あなたの周りに、こういうタイプの人はいませんか。

ひょっとしてあなたご自身に、あてはまるところはないでしょうか。
もし該当するなら、どうしたらいいのでしょうか。

それは、人生というものは未完成の作業、仕事、出来事から成り立っているという真実を認識し、それを受容することなのです。

そうなのです。人生とは元来、未完成のもの、未完成のまま閉じるものなのです。
物事、特に時間の迅速さに動揺しないで、平然として、泰然自若さ、のどかさを心に養っていきましょう。

2012年11月10日

山ほどのしあわせ

駅に行くまで五十人の人とすれ違ったとします。
一人目の人がどなったりしなかった。ものすごく幸せだった。これで一つ。

二人目の人がどなったりしなかった。これが二つ目。

三人目の人にもどなられなかった。そうして無事に駅に着くことができた。

このようにして幸せを数えていくと、この世の悩みはゼロになってしまいます。

悩み事をいちいちあげつらう時間があったら、今、幸せだ、と言って幸せを山ほど数えあげてみれば、膨大な数の幸せに囲まれていることに気がつくでしょう。

気がついたら、実は悩み苦しみをあーだ、こーだ言ってる自分の不遜さ、謙虚でない、ということもわかってきます。

「ああ、幸せ」と思ってしまえばいいのです。それを口に出して言ってしまうと、とても幸せだということに気づくでしょう。

2012年11月09日

執着しない

執着がないと大喜びもないし、「うわぁ、残念だ」ということもありません。常に淡々としています。

喜び悲しみを、越えているのです。山の頂上に登って下界の人々を見るような感じなのです。

執着がない人は、小さな子供が興奮して騒いでいるのを、たんたんと見ているような感じなのです。どんな状況に遭遇しても、子供と同じように、大喜びしたり落ち込んだりすることはありません。

だから、あらゆるものの執着から離れた者は、死に直面しても、残したもの、残された者にも執着がなく、生への執着もないので安らかな気持ちで死さえ迎えられるでしょう。

2012年11月08日

人に与えた幸運は巡りめぐって必ず返って来る

ものごとは、交換あるいは回転によって成り立っています。経済の不況は、金と物との交換がうまくいかない不均衡によって起こりますが、かといって何十年も不均衡が続くわけではありません。

運も同じで、こちらが積極的に交換を望めば、必ず返ってくるものです。

「私は運に見放されている」と思う人はもともとケチで、人に何も与えていないのです。与えなければ返ってくるわけはありません。

人に与えた運はさほど目立ちませんし、たぶん返って来る運もそう大きなものではありません。しかし、長い人生で見ると、そういった小さな運のやりとりは、意外に重要なことなのです。

よく「小さな親切運動」という催しがありますが、大きな親切を見も知らぬ他人にする人は、そうはいません。小さな親切だからこそできるのですが、これを続けていけば、必ずあなたも親切を受ける幸運に恵まれるのです。