2013年11月08日

慈悲の技法(奥儀)

息を吸うときは、過去・現在・未来における世界の生きとし生けるものの不幸と苦しみを吸い込みなさい。そして息を吐くときは、あなたのすべての喜び、すべての至福、すべての祝福を吐き出しなさい。

息を吐いてあなた自身を存在の中へと注ぎなさい。これはすべての苦しみを飲み込み、すべての祝福を外側の世界に注ぐという慈悲の技法(奥儀)です。

これはチベット仏教の中興の祖といわれるアティーシャの経文にあります。お釈迦さまと彼のすべてのお弟子さんたちもやっていたそうです。

一般の人は、全くその反対のことを念じて呼吸(瞑想)しています。つまり「息を吐く時は、自分の不幸と否定性のすべてを吐き出し、息を吸う時は、喜び、肯定性、幸福、明るさを吸い込む」。

ところで、私たちは、自分が嫌うものには何でも「嫌悪」を感じ、自分が好きなものには何でも「愛着」を感じる。そして好きでも嫌いでもないものには「無関心」でいます。

これら「嫌悪」「愛着」「無関心」はマインド(自我)が作り出し、この三つをそのままに生きるなら、あなたは毒の中で生きることになるでしょう。

これは、私たちが地獄を創り出すやりかたです。「反感、嫌悪、憎しみ、拒絶」「愛着、愛好、執着、所有」「無関心」。これらがこの世に地獄を創ります。

もしあなたが慈悲の質をもたらすならば、あたかも、世界のすべての苦しみが呼吸に乗ってやってくるような、苦しみを呼吸する技法を学ぶなら、嫌悪を感じることはなくなり、無関心でいられなくなり、愛着は消滅するでしょう。

あなたが世界中の苦しみを無条件に受け取り、それを飲み込み、あなたのハートに吸収したら、祝福を全存在に向けて無条件に注ぎましょう。

それは特定の人にではなく、人間だけではなく、すべてに対して、生きとし生けるものに対して、木や岩、動物たち、物質、非物質、全存在に対してです。

愛着、嫌悪、無関心は、すべてこの小さなテクニックによって消え去ります。

ちなみに、これは天皇陛下が元旦にしているという「祈り」に似ています。
それで天皇陛下は誰よりもいつも穏かで優しいのかもしれません。

2013年11月07日

世界はあなたを映す鏡

あなたがどういうふうであれ、あなたは世界がぴったりそれと同じであることを見い出すでしょう。

あなたは世界の中に、繰り返し繰り返し自分自身を見い出し続ける。
世界はあなたを映し出す鏡です。

もしあなたが悟っていれば、あなたは悟った存在に取り巻かれる。ほかにどうなりようもない。

あなたは悟った宇宙に取り巻かれる。全存在、岩、川、海、そして星々・・・・
一切が悟っている。それはあなた次第です。

あなたがあなたの世界を創り出す。

もしあなたが不幸であれば、あなたは不幸な世界に生きる。

もしあなたが悟っていれば、あなたは悟った世界に生きる。

あなたが世界なのです。

2013年11月06日

私たちは自分の言った言葉に出会う

言葉が世界を創造します。

良い言葉。ほめる言葉。未来の明るい言葉。励ます言葉。勇気づける言葉。優しい言葉。親切な言葉。ていねいな言葉。希望に満ちた言葉。楽しい言葉。肯定的な言葉を常に言っていれば、常にその言葉を表す事象に出会います。

私たちはその言葉どおりの結果に出会っていくという世界に住んでいるのです。

2013年11月05日

すべての人が守らなければならない法則

それは、全てであり唯一の存在である父(宇宙神=大霊=宇宙の自然法則=全宇宙の創造エネルギー)を、あなたの全身全霊、全目的をもって愛する(認識する)ことです。

そしてあなたの周りにいる人々を、自分のことのように愛する(認識する)ことです。また行動するときは、全ての人が次のような気持ちで行動しなくてはなりません。つまり「あなたが他の人たちにやってもらいたいように、人々のために行うこと」です。

これは全宇宙、全レベルを統べている原理です。

あなたのそばにいて助けが必要な人たちや、自分ではどうすることもできないでいる人たちにやってあげたことは、あなたの父(神=あなた)に対してしたことであり、逆にその人たちにやってあげなかったことは、まさにあなたの父(神=あなた)に対してしなかったことになります。

2013年11月04日

本物は本物に出会う

この世の中で本物に出会うことはなかなかむつかしい。大多数の人達は本物なんか探そうともしないで一生を終えてしまいます。

またある人達は、本物に近いものに飛びついて満足してしまいます。本物は必ずありますが、自分が本物でないと、本物が目の前にあっても気がつかないで見過ごしてしまいます。「類は友を呼ぶ」という法則はここでも活躍しています。

結局のところ、本物に出会いたければ、まず自分の心を耕し、肥料を与えてやり、良い種をまき、それを育てなければなりません。

心を耕すのは意志であり、肥料はこの世の出来事、そして良い種が理想です。自分の行いで忍耐を持ってそれを育てて、その結果は、すべて良いものを育ててくれる生命エネルギー(宇宙・神)に任せて待つことです。

こうして自分が本物になったとき、外部にある本物がはじめて見えてきます。すると本物を行動している人に会えます。本物を記した書物、情報とも出会えます。