2013年05月27日

足ることを知る

足る事を知って、世間的な物欲、即ち財産、地位、名誉等に超然として、たとえ清貧簡素な生活でも悠々楽しみましょう。

「何も贅沢しなければ幸福になれないと言うことはない」  (武者小路実篤)

「あるがままにて満足するもの万歳」   (武者小路実篤)

「ほんの少しのもので、賢者は幸せになる」  (ラ・ロシュフーコー)

「幸福はみずから足れりとする人のものである」  ( アリストテレス )

「足ることを知る者は富めり」   (老子)

「幸福の最も大きな障害は、過大な幸福を期待する事である」  (フォントネル)

「若し諸の苦悩を脱せんと欲せば、まさに知足を観ずべし。知足の法は即ち是れ富楽安穏の処なり。知足の人は地上に臥すと雖も、猶お安楽と為す。不知足の者は天堂に処すと雖も、また意にかなわず」
   (遺教経)

「知足は第一の富なり」  (法句経)

「足ることを知る者は、身貧しけれども心富む。得ることを貪る者は、身富めども心貧し」
                                         ( 伝家宝 )

2013年05月26日

運命は自分次第で決まっていく

中東に、こんな昔話があります。

一人の青年が、ある村の入り口にいた老人に、「私は、新しい住居を探しています。この村は、住み心地はいいですか」と尋ねました。老人は、「お前が以前暮らしていた村の住み心地はどうだった」と問い返しました。青年が
「最悪でした」と答えると、老人は「この村の住み心地も最悪だ」と答えました。

数日後、別の青年が村の入り口にやって来て、老人に「私は、新しい住居を探しています。この村は、住み心地はいいですか」と尋ねました。老人が、「お前が以前暮らしていた村の住み心地はどうだった」と問い返すと、今度の青年は「とてもいい村でした」と答えました。
すると、老人は、「この村の住み心地も、お前にとってはいいものになるだろう」と答えました。

この昔話が意味していることは、「人の人生は、その人の考え方次第なのだ」ということです。

うまくいかないことに不平不満を言えば、どのような場所へ行っても、結局はうまくいきません。しかし一方、自分の人生を肯定的に考えることができる人は、どこへ行こうと満足する人生を送れます。

運命は、自分次第で決まっていくのです。

2013年05月25日

求めない・・・わずかなものに満足しよう

物理学者のアルバート・アインシュタインは、よく「質素な生活を心がけよう、少しのものに満足する質素な生活は、肉体の健康にもいい。心の幸福感のためにもいい」と述べていたそうです。

フランスの小説家スタンダールは、「恋愛論」の中で、「幸福になりたいなら、少しばかりの幸福に満足することです。苦労のない生活に満足することです。人生に、宝くじの大当たりなど求めないことです」と述べています。

たくさんのものを手に入れたからといって、わずかのものしか得られない人よりも、幸福であるとはいえません。人生の幸福は、得られた物の「量」で決まるのではありません。幸福かどうかは、その人の「心」によって決まるのです。

たとえ、わずかなものしか得られない生活であったとしても、それに心から満足し、その中で自分らしい生活の仕方を工夫していけば、十分に幸せな気持ちで暮らしていけます。

物にあふれた生活を追い求めるよりも、今、自分の手元にあるものに満足する生活の仕方をおぼえる生き方もあるのです

2013年05月24日

時には、流れに身を任せる

いくら努力しても、物事がうまく進まない時があります。

そのような時には頑張るのをやめて、「流れに身を任せる」のも一つの方法です。たとえば、次のように発想法を、がらりと変えてみるのです。

一、「どうにかしなければ」と考えるのをやめる。

一、「このままだと大変なことになる」と将来のことを心配するのをやめる。

一、何も考えず、日常生活を淡々とこなしていく。

一、人から命じられたことに、すなおに従っていく。

一、「こんなことをして、どうなるんだ」などとムダなことを考えるのもやめる。

このように風が吹くまま、水が流れていくままに生きていって、気がつけば、「目的地に達していた」「不運続きだった人生が、好転し始めた」ということが、よくあります。

古代中国の思想家、老子は、「低いところへ流れていく水のように生きなさい」と述べています。これも「流れに身を任せて生きる」という意味です。

2013年05月23日

今日一日の花を摘(つ)め

表題は紀元前1世紀の古代ローマの詩人、ホラティウスの言葉です。

人生で大切なのは、今日という日を、いかに満足がいくものにするかにあります。長い人生は、一日一日の積み重ねです。今日という一日を、毎日大切にして、一生懸命に生きていくことで、長い人生が素晴らしいものになっていきます。

長い人生の中では、将来の自分が不安に思えてくることもあるでしょう。やりきれない気持ちになって、落ち込んでしまうこともあると思います。大きな壁にぶっかって、迷いが生じてしまうこともあると思います。

しかし、いずれにしても、今日という一日を一生懸命になって生きることでしか、問題を解決することはできません。将来への不安や、過去の後悔は、ひとまず横に置いておいて、今日やるべきことに集中しましょう。