2013年07月01日

運をつかむ

北宋時代の中国の文人で、唐宋八大家の一人と言われた蘇老泉(そろうせん)の「管仲論」に次の言葉があります。

「効の成るは成るの日に成るに非ず。けだし必ず由(よ)って起る所あり。禍の作(おこ)るは作る日に作らず。また必ず由って兆(きざ)す所あり」

人が成功するのは、ある日突然成功するわけではない。平素の努力の集積によって成功する。禍が起こるのも、その日に起こるのではない。前から必ずその萌芽があるということです。

運をつかむのもまた、同じことでしょう。

運をつかむには、運に恵まれるにふさわしい体質を作らなければなりません。言い換えれば、運を呼び寄せ、やってきた運をつかみ取るだけの実力を養わなければならない、ということです。

2013年06月30日

明るい職場(家庭)はあなたがつくる

明るい職場は社長がつくるんじゃないですよ。
一人ひとりの社員、「あなた」がつくっているんですよ。

よく未熟な人は、「うちの会社のここはこうだ」と文句をいいます。でも、その「うちの会社」というのは、「あなた」がいる会社でしょう。そこに何か問題があるとすれば、その元凶は「あなた」なんです。

だから、自分が変わらなかったら会社なんて変わらないですよ。

国も家庭も同じことだと思います。

相田みつをさんに次のような詩があります。


あなたがそこに ただいるだけで
その場の空気があかるくなる
あなたがそこに ただいるだけで
みんなのこころがやすらぐ
そんなあなたに わたしもなりたい

そういう人格、そういう人になるために私たちは学び続けていかなければなりません。

2013年06月29日

自分の使命

不運が続くのは、自分の使命と違うことをやっている証拠です。

世の中は極めてシンプルにうまくできています。自分の使命に合うことをしていると自然と道もひらけて運もよくなってきます。一方、逆に使命に沿わないことをしていると、不運に見舞われたり病気になったりするのです。

自分の使命を見極めるヒントとして長所と短所が与えられています。運のよし悪しも、これと同様、人に自分の使命を見つけさせるヒントと言っていいでしょう。

よく仕事のストレスから病気になってしまう人がいますが、これも、「今生の目的や使命と違う」ことを、一生懸命やっていることに原因があると言えそうです。

不運のみならず、病気でさえ、「あなたは、自分の使命とは違うことをやっています。だから、今やっていることはやめて、本当にふさわしい役割を見つけなさい」という神様からのお知らせ(警告)なのかもしれません。

本当に自分が得意とすること、すなわち自分の使命であれば、どんなに努力しなければならなくても、それがストレスになることはまずありません。

2013年06月28日

気持ちよい生活を送ろうと思うなら・・・

ゲーテは詩集「処世のおきて」の中で、「気持ちよい生活を送ろうと思うなら」
といって、次のように説いています。

済んだことをくよくよせぬこと。
滅多なことに腹を立てぬこと。
いつも現在を楽しむこと。
とりわけ人を憎まぬこと。
未来を神に任せること。

以上、達人の言葉は古今に不変です。

2013年06月27日

運をよくする根元

曹洞宗の開祖、道元の言葉に以下のようなものがあります。

「古人云(いわ)く、霧の中を行けば覚えざるに衣しめる、と。よき人に近づけば覚えざるによき人になるなり」

昔の人は霧の中を歩いていると、知らないうちに衣が湿ると言っている。それと同じように、よき人のそばにいると、知らないうちに、自分もよき人になっている、ということです。

道元のこの言葉は、実は運をよくする真髄を教えているのではないかと思います。
どんな才能のある人でも、悪い人の中に交わっていては、運を良くすることはできません。

よき人に交わり、よき言葉、よき教えにふれていくことこそ、運をよくする根元であろうと思います。

陽明学者の安岡正篤先生も以下のように仰っておられます。

「人間はできるだけ早くから、良き師、良き友を持ち、良き書を読み、ひそかに自ら省み、自ら修めることである。人生は心がけと努力次第である」