2014年09月10日

瞬間、瞬間を無駄にしない

人間が生きているということは、この「瞬間」を生きていることであり、それ以外にはありません。瞬間である現在に自己のすべてが現われています。

人の一生は一瞬、一瞬の連なりです。だから、自分の人生を大切に思うならば瞬間ごとの現在を大切にする以外にはないのです。

何よりも移りゆく時を虚しく無駄に過ごさないと決心して、無用なことをして無駄に時間を過ごさないで、有益なやりがいのある事をして時間を過ごせれば幸せです。

2014年09月09日

好きなことを楽しんでやることが一番

天下を背負って立とう、会社を背負って立とうなんて考えなくっていいんです。

自分のペースで地道に暮らしていると、自分の好きな分野で知らないうちに世の中の役に立っているものです。

自分の好きなことをやりましょう。

自分が好きでやっている仕事なら、競争に勝った・負けたとか、出世しようといった思いとは関係なく、ひたすら一生懸命に取り組めます。

そうすると、望まなくても、いつの間にかその道の達人になって、知らず知らずのうちに世の中の役に立っているものです。

好きなことを楽しんでやることが一番です。

2014年09月08日

不必要な憂いを背負わないこと

年をとって来ると、老人特有の鬱症状を呈する人がいます。それほどでなくても、心配性、取り越し苦労の傾向をおびる人が少なくありません。

一人で十人分くらいの憂いを背負い込むのはやめましょう。

考えても、どうにもならないこと、埒が明かないことは、考えない。

考えるのは、しばらくお休みとする。取るに足りないこと、どう転んでも大事でないことは、パッと放念する。

成り行き任せでも済むことは、任せる。憂いごとの材料を自分の心の中で次々に生み出さない。

自分の心を憂いごとの生産工場にしないこと。

2014年09月07日

感動は、心に瑞々しさと潤いを与える

「ラジオやテレビ、インターネットで、どんなよいことを聴いたり見たりしても、聴きっぱなし、見っぱなしでは何にもなりません。高齢者になったら、ボケーッと漫然と聞き流し、見流しではいけません。

自然の姿、昇る朝日、夕焼け空、四季の移ろい、世の中の変わり方、人の話、出来事をよく聞き、よく見、よく読み、感動をもって受け取ること。
これが、高齢者の健康法となるのです」
と百年近く元気はつらつと生きてきた加藤シズエさん(日本の女性解放運動家・政治家)が「美しく生きる百年のあゆみ」という講演で、感動は、心に瑞々しさと潤いを与えるという話をされてました。

「経験枠」を開放すると、さまざまな事柄がどんどん飛び込んできます。飛び込んでくるものを「漫然と」ではなく、「判然と」受けとめ、感動の素材とする感受性を育てて参りましょう。

2014年09月06日

足るを知る者は富む

「金銭欲や物質欲は、生まれつき具わっている以上、仕方ないさ」、
「そういう欲があるからこそ、やる気も出てくる」という見方もあるでしょう。

しかし、欲望の本質をなす「際限のなさ」は、終局には人を悩まし苦しめるものです。光武帝も「人は足るを知らざるに苦しむ」と喝破しております。

苦しむという点に注目し、このことに深く思いを致すことが肝要でしょう。

壮年期、働き盛りの時期であれば、百歩譲って「致し方ない」と認めるとしても、現役引退の年代になれば、断乎、「足るを知る」べきでしょう。

これは、苦を避け幸いを招く必須の条件だからです。一生のうちの後半生は足るを知る生活をしましょう。

老子の「足るを知る者は富む」という言葉は有名で、よく引用されます。まことに至言で、満足することを知っている者は、たとえ金銭面・物質面で貧しくても、精神面に豊かで富んでいます。