2015年02月24日

自業自得

「禍福はあざなえる縄のごとし」という言葉があります。人生はいいことばかりが続くものではないし、また悪いことがあっても、それがいつか、いいことに変わっていくものだという教えです。

だから、苦しい時こそこれからどんどん良くなると考えるようにしましょう。苦しいことはいつまでも続くはずがない、どん底まで行ったら、それ以上、落ちようがありません。あとは一歩ずつ上がっていくだけ。そう思えば、苦が少しやわらいできます。嘆くことはありません、未来は明るいはずなんだから、と自分にそう言い聞かせましょう。

大事なのは、どんなときにも自分の身の不運を嘆かないことです。「なんで自分ばっかり」と悲嘆にくれる気持ちはわかりますが、「苦しい」と思えば余計に苦しくなってしまいます。

自分の身に起ったことは、本当はすべて自分が蒔いたタネなので、他人がつくった原因が自分に及んでいるわけではありません。これを仏教では「自業自得」といいます。この言葉は「悪行の報い」という意味ばかり強調されていますが、いいことだって同じです。つまり、「善因善果」です。

逆境に立たされたときに、「自分は何も悪くないのに」と泣き言をいっても、問題が解決するわけではありません。それどころか、泣き言は自分を弱くするから、逆境から逃げ出したくてたまらなくなります。それがますます自分を窮地に追い込んでしまいます。

反対に、どこかに自分の責任があると甘んじて受け止め、それが運命だと考えてみましょう。そうすれば困難に真正面から立ち向かっていけるようになります。「逃げてはいけません。そこに踏みとどまって運命に立ち向かいなさい」と、仏教は教えています。

2015年02月23日

自分に甘い分、相手にも甘く

自分が相手を嫌いなら、相手も自分をうとましく思っているでしょう。けれど、自分から親しくなろうと努力すれば、相手も心を開いてくれるでしょう。そうすると、思ってもみなかった世界が開けるかもしれません。だから、目の前の人を喜ばせると、徳につながります。

人に良いことをすること自体が幸福であり、幸福がめぐりめぐって自分に返ってくると考えるといいでしょう。

人の心を動かすにはその人を認めることが第一です。相手のことを考えていれば、必ず他人は力を貸してくれるものです。

人を喜ばせることは、相手を尊重すること。「私にとってこの人は特別」と考えれば、それが態度に表れますから人間関係は発展します。

自分に甘くてもいいけど、その分、相手にも甘く接すること。それが人間関係の基本になります。

2015年02月22日

弱さがプラスに・・・

人間はしばしば健康からではなく病気から考え深くなり、順境からではなく逆境にあって耐える力をつけ、褒められることからではなくけなされることから自分を発見することがあることは、ほとんどの人が恐らく体験済みのことでしょう。

そういう訳で病人、不運な人、才能がないと思い込んでいる人々も、社会にとっては貴重な財産なのです。

そして極く自然に、自分に与えられている状況がどんなものであるか正視し、そこに意味をみつけることができれば、この世に失敗した人生などということはなく、どの人も各々の才能を生かし、社会でなくてはならない人となります。

そこで初めて、すべての人々が、競争の対象や敵対者になることなく、あらゆる人々の存在を評価し、感謝し喜ぶことができるようになるでしょう。

2015年02月21日

心のできたところまで片付けができる

なかなか物を捨てることができない方がいらっしゃいます。このような方たちは過去をひきずって生活をしておられる方たちです。

私たちは心のできたところまでの片付けをすることができるようです。この時に、頭の中もすっきりと片づき、難しく物事をとらえていくことがなくなっていくのです。

家の中(部屋)は、そこにいる人の内面を如実に表しています。心に余裕がないと部屋の中もなかなか片づけられず、どんどん汚れてくるものです。

世間の動きにただ振り回されて生きるのではなくて、自分らしく余裕が持てるように工夫をしながら心に余裕をもって穏かに暮らしたいものですね。

2015年02月20日

既にあなたは幸福です

どうしたら良くなるだろうかとなどと思い煩(わずら)ってはいけません。

既にあなたは良いのです。

どうしたら幸せになるのだろうかと思い煩ってはいけません。

既にあなたは幸せです。

あなたは歩くことができるでしょう、手を動かすことができるでしょう、目が見えるでしょう、耳が聞こえるでしょう、口から食べれるでしょう、自分で息ができるでしょう。

これらは何ものにも代え難い幸せなことです。

今いただいているたくさんの幸せを数えて感謝しましょう。