2019年05月26日

人生の目的地

人生に目的地を持つと、「こう生きるべきだ」という生きる姿勢が生まれます。
まじめに、善良に、責任感を持って、崇高に、気高く、懸命に生きれば、きっとあとで褒めてもらえるし、天国に行ける。それが人間として目指すべき道だ。
そうじゃない生き方は、罪深く、この先悪いことが起きて不幸になるし、地獄に落ちる。

なんてことを、本気で信じてしまうのが目的地志向の生き方です。

これは長年、ほとんどの宗教が私たち人類を搾取してきた基本的なトリックです。

それはいつも未来に依存させています。未来志向になれば「いま」を忘れます。
そして目的地に着くように、失敗しないようにと、深刻さが生まれ、緊張が生まれ、恐れが生まれてしまいます。

自分はうまくいってはいないのではないか、自分の人生は間違っているのではないか、他の人に比べ劣っているのではないかと、比較が生まれ、嫉妬が生まれ、競争が始まります。

そもそも、人生にはそんな目的地などどこにもありません。

人生は目的を達するための手段ではなく、生きるということ自体が目的なのです。
だから、取り逃がしようがありませんし、失敗もあり得ません。失敗の人生も、成功の人生もないのです。

いまの自分の人生がどのように見えたとしても、それでいいのです。パーフェクトです。
いままでもずっと完璧だったし、これからもずっと完璧です。

私たちは、「いまここ」で完璧な存在なのに、そのことに気づかず何を達成しようとしていたのでしょう。誰になろうとしていたのでしょう。

人生に克服すべき課題なんて何もないのに・・・。
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