2014年09月06日

足るを知る者は富む

「金銭欲や物質欲は、生まれつき具わっている以上、仕方ないさ」、
「そういう欲があるからこそ、やる気も出てくる」という見方もあるでしょう。

しかし、欲望の本質をなす「際限のなさ」は、終局には人を悩まし苦しめるものです。光武帝も「人は足るを知らざるに苦しむ」と喝破しております。

苦しむという点に注目し、このことに深く思いを致すことが肝要でしょう。

壮年期、働き盛りの時期であれば、百歩譲って「致し方ない」と認めるとしても、現役引退の年代になれば、断乎、「足るを知る」べきでしょう。

これは、苦を避け幸いを招く必須の条件だからです。一生のうちの後半生は足るを知る生活をしましょう。

老子の「足るを知る者は富む」という言葉は有名で、よく引用されます。まことに至言で、満足することを知っている者は、たとえ金銭面・物質面で貧しくても、精神面に豊かで富んでいます。
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