2017年07月04日

他人の過失を見るのではなく、自分を観る(自分のやったこととやらなかったことを観る)

「あの人は間違っている」 「彼女(彼)はおかしい」 「この人は仕事をしていない」と、
私たちは他人の欠点や過ちばかり見ようとします。それを生まれてから死ぬまでずっとやっています。

互いに他人を指さして 「しっかりしなさい」と言います。自分を直そうとしないで、いつも他人を直そうとします。そんなことをしていたら、いったい誰が直るというのでしょうか。

私たちは、人の過失を指摘するのが大好きです。それは他人の過失を指摘することで、「自分は正しい」と思いたいからです。

「あの人は嘘つきだ」というとき、「自分はあの人と違って正直者だ」と思うのです。自分をだまして、気分よく生きているわけです。

文明は進歩しても、人の心は古代からなかなか進歩しません。進歩しないのは、他人の過失ばかり見て、自分の心を観ようとしないからです。

他人の過失を見て、相手が悪いと言っているあいだは争いが続きます。しかし、どちらかが自分の心を観ようとすれば、そこで争いは終わるのです。